そもそもデザインはなんのために必要なのか

サイトは10年前に作ったままで、効果も薄いし、今風なwebデザインが不要だ!と断言しております、あなたに「今風の方がいいに決まってるじゃん」を説明していこうと思います。

使いやすいに決まってる

デザインは芸術ではなく問題解決と考えています。ということは使い勝手だって日々進歩していて、それらの結果、使いやすく(見やすく)なっているのは当たり前ですね。webはご存知の通り、世界中で利用されているものです、データの収集だってそれはもう膨大なデータ量が集まります。

こうすれば滞在時間が少し伸びる、視線移動が安定する、ユーザーのページ移動をコントロールできる。

服、食べ物、家に次ぐユーザー数、からのデータの集めやすさで培ってきたデザインがマイナス方向に進んでるはずがない。

ユーザーに知らぬところで不満を与えてしまう

webで検索するのは“問題を解決したい”から。たとえば通販に求めるのは

  • リアル店舗より安く
  • 持ち運びの労力なし

という問題を解決するために商品を探します。いろんなサイトを見て。

あなたのサイトももちろん検索にかかるなら比較対象の一つになります。そのときに“いつまでも開かない”とか“見づらい”とかで、商品の価格などの“解決したい問題”が解決できるかよりも前に、さらなる問題を与えてユーザーを追い返すという形になっています。

これは、一生懸命自分でタダで作ったんです!っていうサイトにもありがちで、そこそこデザインがなんとかなっているものもあれば、全くなっていないものもあって。

どういうことをやってるのかというと、「駅でビラ配りしてて、もらったらビショビショに濡れてた」みたいなことかと思います。

ブランドイメージ

超高級料亭のホームページが最悪のデザインだったら、誰がそれをみて超高級だと判断するでしょうか。ガストの方がおいしそうに見えるんじゃないでしょうか。ということです。

すっごい技術を持っている会社だったり、提供している料理が一級品だったり、出しているお酒がこだわっていたり、というのを台無しにしているというかんじです。

webデザイナーやっていながらにこんなことを言うのもなんですが、ブランドイメージを崩すようなサイトを公開しているくらいなら、無くしてしまった方が将来的に売上上がるんじゃないかなと思います。

 

今回のまとめ

デザインは新しい考えを取り込んで損することなんか一つもない